葬儀に参列するに当たって、沢山のマナーがありますので、知識を付けていかなければいけません。マナーの勉強は、親や親戚から学ぶ事が必要になりますが、親や親戚も詳しくないとすれば、ネットや雑誌で勉強する事が、一番良いでしょう。
先ず知識を身に付けて欲しいのは、香典の入れ方になるでしょう。お札の向きや後ろ前をきちんと揃えましょう。顔が前に出ているのは良くないですので、顔の方を後ろ向きにして入れましょう。結婚式では、ピン札(新しいお札)を祝儀に入れるのが常識になりますが、葬儀の時には、逆で新しい札は、絶対にダメですので、気を付けましょう。
それから、通夜になりますが、通夜にも2つありまして、亡くなってから直ぐに行われる式と告別式の前日に行われる式がありますが、前日の方は、喪服で良いですが、亡くなってから直ぐの方は、喪服で行ってはいけませんので、注意しましょう。
葬儀の際の知識を知っておきたい方へ、今更聞けない事をお教えします。それは、香典の封筒の書き方です。香典の表書きは実は宗教によって違います。まず、仏教の場合、たいていは香典、又は御霊前で大丈夫です。神式の場合、御玉串料、それからキリスト教の場合には、御花料と書きます。
それから内袋の表には金額を書きます。裏には名前、住所を記載します。一人の場合には、それでよいのですが、2名や3名で連盟で名前を書く場合には目上の方を右側になる様に書きます。4人以上になる場合、代表者の名前を書き、横に他一同と書きます。
姓が変わった場合には、旧姓を書いておくと、相手にわかりやすいです。また、封筒ですが、仏教の場合には、黒白の水引きを使いましょう。神式の場合は黒の水引です。キリスト教の場合には水引ではなくても大丈夫です。